あかあか副讀本出ましたね! でもまだしっかり読めてないです…_(:3」∠)_
そんな感じですが、(勝手に)副讀本発売おめでとうと題し、
(今更の)あかあかレポ第三弾です。
今回はみんなのお兄ちゃんでありオカンのヘッドホンさんこと椿灯吾です。
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あ、そういえば遊戯王OP&ED集も出ますね。
ノンテロップ映像が3シリーズ一気に見られるなんて胸熱…!
つづきからレポになります~
前回に引き続き、総評形式でいきます。
依代とは、由とは、神隠しとは何であるかに触れていたのが灯吾ルートの印象。
ルートはメイン攻略キャラ3人のうち、一番短いです。
(ちなみにシナリオの長さで言うと、嵯峨野>秋良>灯吾だと思います)
「つばきーつばきー」と灯吾に構う由と、面倒くさがりつつ結局構ってしまう灯吾の図。
ただこのルートだと灯吾の過去も深く描かれ、
かつ母・朱音と由季失踪の真相が明かされる関係か、
他ルートよりも二人の距離がもう少しある感じ。
灯吾が、自分を昔もののけから守ってくれていた狐面の男と由に似た面影を感じるせいか、
何か関わりがあるのではないかと勘繰っている場面が多いからかもしれない。
由は関わっていく中で灯吾に惹かれていくのだけれど、
灯吾の方は「由」ではなく「由季」を見ていて、そのすれ違いっぷりといったらもう…。
灯吾としては、「由は由季と似ていて、けれど由季ではない。
どうして由季のように、自分を守ってくれる由が目の前に現れたのか。
どうして今いるのは由季ではないのか」
という心境だったのでしょうか。
由は灯吾が自分を見ていないことを薄々感じていても、「守りたい」という気持ちは変わらなくて。
その思いの根本は、由の出生にも深く関わっているようですが、
最初のうちはそうだったかもしれないけれど、由自身の意思になっていったように思えました。
あかあかは、何かしらを守りたいというキャラが多かったと思います。
たとえば黒狐は由を、秋良は空環市を、灯奈は灯吾と夜一、ひいては椿家を、
シンは人間の勢力拡大に伴って衰弱していくもののけを、
大切でなくしたくはないものを守りたいという思いを根本に持っていた。
灯吾ルートだと、2つのうち、一方のEDはそのくくりから外れてしまうかもしれませんが、
由は依代の役目よりも、灯吾を守りたいという意思を強くもつヒーロー的位置にいるんだろうと。
灯吾ルートは依代、神隠しについてより深く触れていた面もありますが、
「譲れないもの、大切なものを守る」ということもテーマの一つとしてあった気がします。
救うと守るということは同義ではなくて、その違いがEDに関わってきたのかもしれません。
さて、まとめです。
・例の如く、序盤のきゃっきゃうふふなところで心の準備。
話が進むにつれ、由と灯吾の距離が近づいては離れを繰り返し、
結局かなり距離が開いてるじゃねぇかと思う時があったりします。
・嵯峨野さん、まだここでも胡散臭くて謎な人のままです。
本番はやはり嵯峨野ルートらしいです。
・黒狐ルート同様、守るとは何かという問題提起。
・後味が悪いというより、ひたすら切ないと思います。
お前ら素直になれよ!と怒らずにはいられないかもしれない。
以上です。
次回、レポ最終回はオオトリの謎のフード男子嵯峨野さんもとい朱史さんです~