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雑記、時々熱弁
No.
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No.4
2011/10/02 (Sun) 22:19:59

Haccaworks*さんのあかやあかしやあやかしのを、やっとプレイしました。
発売日に購入したものの、ばたばたしているうちに、早4か月が過ぎてしまいました。
作品内の空気は、何となく想像していたものそのままで、
音楽も和風っぽかったり、懐かしかったりするけど、ぽわぽわしたお菓子だったり、
キリッと鋭い切れ味だったりで…(まず説明力をつけようか)
とにかくシナリオ・キャラクター・背景・音楽まるっとひっくるめて、自分がとても好きな雰囲気なんだと思います。

4か月経つと、フルコンプしてる方も結構いるので、ネタバレしてないような感想を見ると、
無限ループの方もいたり、すんなり各ルートに入って、
「えっみんながループしてるところ、数度目のプレイで狙ってやっと観られたんだけど」という方もいるのが面白い。
Haccaworks*さん曰く大分難易度落としたらしいですが、こういうのも慣れなのか?

私はというと、やってみなよ、と言われた乙女ゲーム一周目でノーマルエンド出すような奴なので、
やっぱり一周目は適当にやったら、件のエンドに辿り着きました。
二周目、気合入れなおして、まずマスクメガネ君と仲良くしたら無事ルートに入りました。
ダメだね、何事も客観的に見て、かつどんどん積極的じゃないと(そういう問題じゃない)

秋良ルートはとりあえずフルコンプしました。感想はまた今度で。
バッドエンドゲームがコンセプトらしいので、
これからどんな怖いものが待ち受けているのか、不安と期待が入り乱れてます!

以下、昨日友人と行ってきた、蛍火の杜への感想です。
かなりのネタバレを含む部分があるので、ネタバレが苦手な方は、ご注意ください。

11時に池袋駅に待ち合わせで、チケットをとってから昼食の予定。
そのために、まず映画館に向かったのですが、
エレベーターを降りた瞬間に、目の前に入る人の行列。
そして聞こえる係員さんの声。

係員さん「蛍火の杜へは既に満席でーす」
私・友((なんですと!?))
係員さん「午後の回にまだ余裕がありますので、そちらをお買い求めくださーい」
私・友((なんだ、びっくりした))

まあ、確かに公開劇場が限られているから、混むだろうとは思っていたのですが、
思った以上に大盛況だったらしく、グッズはあぶらとり紙・サントラ以外すべて売り切れ、
午前の終了した回に満席の文字が…。
公開一週間でこれか…ポストカードも既に配布終了していて少し残念。
蛍火の杜へ、ひいては緑川先生の人気は凄いと実感。

チケットをとって、お昼を食べて、適当に散策してから映画館にまた戻りました。

以下、映画の簡略感想です。
流れはほぼ原作通りで、ちょこちょこ新たな味付けがされている感じです。
夏目を作っているスタッフさんたちが携わっているだけあって、背景も安心のクオリティ。
くるくる表情の変わる蛍は可愛いし、ギンもはじめはツンツンながら戸惑いつつ蛍に接していたのに、
蛍を受け入れてからは、どんどん男前になっていって、観ていて楽しかったです。

お祭りデートの場面が割と時間を割いて描かれていたので、
脳内補完していたものが映像になって、音楽と動きが付くと違うな、やっぱり、
なんてしみじみ思ったりしました。
実はこのあたりから、それだけでもう涙腺が緩みそうになりました。
ラストは言わずもながというか、それ以上というか。

印象的だったのは、高校生になった最初の夏に、蛍とギンが交わした会話。
原作でもとても好きな場面だったのですが、さらに好きになりました。
「忘れてしまっていいんだよ」と不安定な存在の自分に心を傾ける蛍を諭そうとしたギンに、
蛍は、「私のことを忘れないで」と言う。
その言葉の裏にはきっと、「私も、ギンのこと、絶対に忘れない」という思いがある。
「だから、そんな風に自分が傷つくようなこと言わないで」
何となく、そういう思いもあったんじゃないかな、と思って。

――時間がいつか私たちを分かつでしょう。それでもその時まで、一緒にいようよ。

いつか否が応でも別れが来る。それでも、今をこれからをあなたと生きたい。
薄々、お互いの気持ちも葛藤も分かっているから、責めたりせずに支えている。
思いあうからこその切なさが、動きと声と間のとり方によってより鮮明になっているように感じました。

一番泣いたのは、やっぱりラスト。
でも、蛍とギンとの恋は悲恋でも、蛍の成長物語として見ると前向きなラストとも思う。
種族が違っても、心が通わせることができる、誰かの幸せを、一緒にいる喜びを蛍は学んで、
ずっとギンとの思い出と思いと一緒に、胸に刻み込んで生きていくんだろうな、と。

話が多少飛躍しますが、きっと、結婚した後も蛍はギンのことはずっと忘れないでいるのでは。
いつまでも心に残る、忘れないでいようと自分で決めた人だから。
もし、ギン自体は消滅したとしても、魂が消えたわけではなく、あるべき場所に還っただけだったら、
ギンの魂は蛍を覚えていたらいいなあ。とずっと思っています。

そういえば、パンフレットはどんな中身なんだろう。
大抵監督さんのロングインタビューとか載ってるから買いたいけど品薄じゃなあ。

しかし、このところ、切ない系の物語づくしな気がする。
……って、簡略感想どころではなくなってしまった!
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